自律神経の乱れからの体調不良？日常生活でできる予防策と改善法

こんにちは♪姫路のリラクゼーションマッサージサロンHOGU心です

自律神経とは、心臓や内臓などの体の機能を自動的に調節する神経のことです。
自律神経には、活動時に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経があります。
これらの神経は、互いにバランスをとりながら、体の状態を最適に保っています。

しかし、ストレスや不規則な生活、季節の変化、ホルモンの変動などの影響で、
自律神経のバランスが崩れると、さまざまな症状が現れることがあります。
自律神経の乱れによる症状は、個人差が大きく、以下のようなものがあります。

◎疲れやすい、倦怠感、だるさ
◎頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り
◎動悸、息切れ、血圧の変動
◎胃痛、吐き気、下痢、便秘などの消化器症状
◎手足の冷え、しびれ、むくみ
◎不安、イライラ、気分の落ち込み、不眠などの精神的症状
◎生理不順、のぼせ、発汗などの女性特有の症状

自律神経の乱れは、市販薬や生活習慣の改善で対処できることもありますが、症状が長く続く場合や、
他の病気が隠れている可能性がある場合は、医師に相談することが大切です。

自律神経が乱れる原因は、主に以下の3つが考えられます。

ストレス：
ストレスを感じると、ストレスホルモンであるアドレナリンが分泌され、交感神経が優位になります。
これが長期間続くと、副交感神経の働きが低下し、自律神経のバランスが崩れます。

生活習慣の乱れ：
睡眠不足や食事の乱れ、運動不足などは、自律神経のリズムを乱し、
交感神経と副交感神経の調整が阻害されます。
また、カフェインやアルコールの過剰摂取も自律神経に影響を与えます。

ホルモンバランスの乱れ：
甲状腺ホルモンや女性ホルモンなどのホルモンの変動は、自律神経のバランスに影響を与えます。
特に女性は、月経周期や妊娠、更年期などでホルモンバランスが乱れやすいため、注意が必要です。
自律神経の乱れを改善するには、ストレス管理や生活習慣の改善、ホルモンバランスの整え方などを知ることが大切です。

自律神経の乱れを予防するには、以下のような方法があります。

朝日を浴びる：
朝日を浴びると、体内時計がリセットされ、自律神経のリズムが整います。

睡眠をしっかり取る：
睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、ストレスに弱くなります。
睡眠は副交感神経が優位になる時間なので、質の良い睡眠をとることが大切です3。

食生活の改善：
偏った食事や食べ過ぎは、消化器系に負担をかけ、自律神経の乱れを招きます。
バランスの良い食事を規則正しく摂ることで、自律神経を整えることができます。

毎日入浴する：
入浴は血行を促進し、体温を上げることで、自律神経のバランスを整えます。
特に夜の入浴は、副交感神経を優位にし、リラックス効果が高まります。

首を温める：
首には自律神経の中枢である延髄があります。
首を温めることで、延髄に刺激を与え、自律神経の働きを正常に戻すことができます。

自律神経の乱れを改善するには、以下のような方法があります。

発症時を記録する：
自律神経の乱れによる症状が出たときの状況をメモしておくことで、自分のストレスの原因やパターンを把握し、対策を立てやすくなります。

脱ぎ着しやすい服を着る：
自律神経の乱れによる発汗やほてりなどの症状を軽減するためには、服装の調整が重要です。
脱ぎ着しやすい服を着ることで、体温の変化に対応できます。

暑さ対策・汗対策グッズを持ち歩く：
手持ち扇風機や冷感タオルなどの暑さ対策グッズを使うことで、体温の上昇を抑え、
自律神経の過剰な働きを防ぐことができます。
汗拭きシートや除菌ウェットティッシュなどの汗対策グッズを使うことで、汗の不快感や臭いの心配を減らし、
ストレスを軽減できます。

ツボ押しマッサージ：
ツボ押しマッサージをすることで、血流が改善され、副交感神経が優位になります。
マッサージによるリラックス効果も自律神経の乱れを改善するのに役立ちます。
後頭部や首の付け根、生え際あたりの「天柱」「風池」「完骨」などのツボを親指で押してみましょう。
天柱
風池
完骨